思考の掃き溜め

主にシャニマスについて感じたこと思ったこと書いていこうと思ってます。グレフェスの話題多め?

流行編成は如何にして流行なり得るか?②

この記事はグレ6~グレ7残留を目指している人向けに書かれた記事です。環境を読む力を持っている上級者にはただの駄文ですので注意してください。

 

さあさあやってまいりました。ここからはぼくが最前線で経験したことがある領域になりますので熱が入りますね。早速やっていきましょう!

まず前回のおさらいから入ると、「グレフェス黎明期~19年2月頃までは灯織Ce編成が残留ボーダーの門番と言えるほど流行していた。その後ぶらティーカが台頭しはじめスコアにインフレの波が到来。グレ7残留ボーダーはかつての150k付近から跳ね上がり、前代未聞の170~180k付近をマーク。上位100位でのぶらティーカシェア率は60~80%となる記録的な大流行であった。」といった感じです。おさらいとか言いながら具体的な数値や流行の期間などは初出です。仕様です。許してください。
というわけでぶらティーカが圧倒的なシェア率を誇り、グレフェスも開始1年足らずでオワコンか?とまことしやかに囁かれ始めた頃、突然として環境の大転覆が起こります。

  1. がっちり+リンク加点環境
  2. 遅延フェスマ/遅延リンクPL環境
  3. 高速環境

これはやばいですよ。心して読んでください。Twitterで龍一さんという方が毎シーズンボーダーの計測をしているのですが、このときのボーダー推移を見たときに驚きのあまり本当にひっくり返りそうでした。ツイートの引用は控えますが、その数字だけお伝えしますと……
6/20~6/30:残留ボーダー173,440pt.
6/30~7/10:残留ボーダー144,960pt.
です。驚きすぎてひっくり返りますよこんなの。遅延が通用しなくなったことは火を見るよりも明らかですね。前回記事でもちらっと言いましたが、この付近(確か6月初めの限定ガシャ)で限夏が実装され、ついにその編成が確立されました。灯織Ceの項でも触れましたが、Viのパッシブは優秀なものも多く、非常に優秀な属性のままです。当然限夏に乗り換える人が続出し、ぶらりの興味ダウン30%を安々と貫通してくる高火力編成が蔓延しました。それとともにぶらりに押さえつけられていた限樹も息を吹き返し*1、高速環境の黎明期が始まったというわけです*2

 

  • 高速環境黎明期

さあさあ始まりましたよ放クラの時代!全体3.5倍のライブスキル、思い出リンクで無条件5倍追撃とかいうインチキじみた倍率がかつての環境を蹂躙していきます。この黎明期では高速故の低スコア化と、好条件マッチを確実にもぎ取ったぶらり生き残り勢の高スコアが共存する恐ろしい時期です。よって残留スコアは低いのにトップスコアはぶらりだらけなんて世界が爆誕しました。このころのTwitterで見かけたツイートで個人的に好きなのは「ランキングのぶらりはどこに隠れてんだよ」です。マッチしてもマッチしても限夏限樹のオンパレード。ぶらりなんて見かけないのにランキング上位はぶらりだらけ。当然ぶらティーカには厳しい環境へと変貌しました。しかしまだ負けてません。ぶらティーカは超ハイスコア目指して試行回数を重ねます。

ここで真面目な話をしますと、限夏限樹が強い理由は先にも言った高倍率全体アピールにあります。当然この2人は全体アピールの手段を多く持っているため少ないターンでも完全掌握を確定させやすい。完全掌握が確定させやすいということは、PL/フェスマが編成のコンセプトとして現実的になってくるわけです。動きの流れとしては、単体アピで整地、またはアピール値の調整を行い、全体アピ・思い出でがっちりをかっさらっていこうという感じになります。理想としては思い出リンクで5倍追撃ですが、リンクしなくても2倍追撃が入るため十分な全体火力が見込めるのが魅力ですね*3。この戦法は現環境*4にも通じる物があり、ボーダーがPL付近になる現状の先駆けとなります。

 

  • 高速環境 I期

圧倒的不利でももがき続け、なんとか名前を刻んできた歴戦のぶらティーカ達にも絶滅の時がやってくるのです。
まずそのトリガーとなった1つが【サマーハニー・シーズン】桑山 千雪*5。ユニークスキルはざっくり言えば思い出加速ができる高倍率アピールです。ユニットの特性上高メンタル維持が必要で思い出が溜めにくいアルストを救う神の1枚です。これによりVoアルスト*6が環境に出現しはじめます。長期化に向かないアルストですが、環境が高速すぎてバテる前に審査員全員帰ります(※要出典)。そもそも限夏が無限にタゲ取ってくれるので被弾率が低く、渾身アピの邪魔になりにくいんですね。グレフェスの風物詩である1T目から3割星をかっさらっていくアルスト爆撃*7が見られるようになりました。
そして2つ目。【潮騒のシーショア】小宮 果穂

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凛世に飽き足らず、またしても放クラは思い出加速の手段を手に入れました。パッシブは注目度を上げながら高倍率バフを積める優秀なものであり、思い出もリンク追撃まで含めれば最大3色2.4倍*8もの強烈なアピールを叩き込めます*9。つまりセンター性能がとにかく高かった。それに尽きます。センター性能が高いとは、すなわち限樹/限夏をVo担当/Vi担当に置けるということ。なかなか2人同時に積んでるユニットは見ませんが、ユニーク4凸アピが高倍率Voアピのため限樹をVo担当に置いた新しいVo放クラ編成が流行することになりました。もちろんシーショアCeのVi放クラ編成も生まれました。

高速環境 I期では火力インフレが進みついにぶらりが全滅。環境に慣れ、立ち回りが見えてきた人が増えたせいか残留スコアが少しずつ伸び始めます。属性の観点から見れば、VoViが真っ先に消えていき、Daは全体アピくらいでしか攻撃されないような超極端な環境になりました。まさに横にした凹の字。このときのDaはぶらりのせいで(※要出典)ガシャに恵まれず、育成で必須なトークのお仕事で伸びるとからといって(※要出典)ガシャに恵まれず、まさに不遇の極みといった状態でした。そんなDaだって再び立ち上がります。高山はちゃんとDaのことを見てました。

 

さて次はいよいよ現環境「高速環境 II期」なのですが、なんだかとっても長くなってしまいました。この時点で前回とほぼおなじ3000字弱になってます。今回はこの辺にして、II期に関しては次回の俺に任せようと思います。

それでは!

 

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*1:4月に月刊CLIMAXが実装されたことでVoも高火力化。限樹はぶらティーカ時代でも数は伸ばしていました。また、限夏と同時実装のマイヒーロー果穂によりさらにVoの高火力化は加速しました

*2:恐らくこの環境変化のタイミングでマッチング仕様が変更されたのだと思うのですが、どちらにしろぶらりの失脚は時間の問題だったんじゃないかなーって感じです

*3:傾向として限樹はフェスマ、限夏はPL狙いのコンセプトで組まれていることが多いです

*4:2019/11現在

*5:限樹限夏に引き続き未所持のため画像出せません。1番悲しんでいるのはぼくです

*6:基本的にはアクアリウムなーCe

*7:ぼくはこの単語大好きなのですが使ってる人見た事ないです

*8:注目度が高いほど効果アップ:最大条件は+200%以上、最低条件は±0%以下

*9:倍率だけで言えば低いですが、3色アピであるため相応の育成ができればとんでもない火力を生み出します