思考の掃き溜め

主にシャニマスについて感じたこと思ったこと書いていこうと思ってます。グレフェスの話題多め?

流行編成は如何にして流行なり得るか?①

この記事はグレ6~グレ7残留を目指している人向けに書かれた記事です。環境を読む力を持っている上級者にはただの駄文ですので注意してください。

 

図らずとも前の記事と同じようなタイトルになってしまいました。すでに書き方のクセが出てしまっている。はやい、はやいぞあめりあ!

とまあそれはともかくとして、今回は流行編成が流行たる所以を考察していこうかと。

ぼくがシャニを始めたのが1周年記念の無料10連が始まった頃なので、あまり歴が長いわけでもなく、昔の流行なんぞは知らないわけで。まあ知ってる知識で何とか書いてみようかと、そんな所存でございます。
ぼくが知ってるところだと

  1. 微笑み灯織Ceイルミネ
  2. 限樹放クラ
  3. ぶらティー
  4. (無限ターン回復アルスト)
  5. 限夏放クラ
  6. 限ちゆ・アクアリウムなーアルスト
  7. (シーショア果穂放クラ)
  8. 限ちょこ放クラ/限峰アンティー
  9. 限なー限甜アルスト
  10. 限真乃

と言った感じなんですが、もっとざっくり分けると

  1. がっちり+リンク加点環境
  2. 遅延フェスマ/遅延リンクPL環境
  3. 高速環境

てな感じな気がします。これは残留ボーダー付近の話ですね。始めた時期的にぶらり以降しか環境についてはよく知らないので、それ以前は想像も含めてまとめていきます。

 

  • がっちり+リンク加点環境

まあ1番初めですし、もちろんイルミネの話です。タイトルの時点で想像極まっています。この頃の残留ボーダーは完全掌握まで進んでいたのか……?兎にも角にも、今に比べたら笑っちゃうくらいの低火力環境だったと想像つきます。確かこの頃にグレ7審査員体力が660k→990kになったんじゃないかな?

イルミネは信号機🚥ユニット、すなわちシャニの顔であり、先陣切ってpSSRが実装された実にフロンティアスピリット溢れるユニットでございます。彼女たちの特性としてまず挙げられるのが、1人じゃ完結しないこと。ユニット間でお互いを補うライブスキル/思い出バフやパッシブが多く、ユニット単位で使うことが前提とされています。そう。聡明な読者の方なら気づくと思いますが、グレフェス始まった頃にはすでに全員pSSR実装済みです(というかサービス開始してすぐに全員実装のはず)。そりゃ強いです。バフも乗せやすく、リンクも回しやすい。更にはイルミネ1周目はみんな2色アピですしね。見れる範囲がうんと広い。もう1つ灯織Ceには語るべきところがあります。思い出の追撃がVi2倍である事です。まーーーつよい。当たり前ですね。
そしてさらに灯織Ceに追い風が吹きます。審査員の体力大幅上昇。先にも言ったようにグレ7審査員の体力が660k→990kになりました。これにより環境は低速化し、イルミネのリンクが輝きます。さらにさらにこの頃はViのサポートが充実してきた頃です。低速化に伴い実用レベルまで持ち上がったハミ甜f:id:AmeRia:20191118113447j:image
低速化によるメンタルダメージ増加で日の目を浴びたアーリーナチュラリィ

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被弾率を上げながら高倍率バフが乗るナッツ

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などなど、Viを得意とする灯織にはまさに神風が吹いていたわけです。吹いていたというか、もはや吹き荒んでいたレベルですよね。神風の嵐。恐るべし神の力。もちろん体力増加で灯織がPL/フェスマを狙うことは難しくなりましたが、残留点を出すくらいなら圧倒的パワーを持っていたはずです。

このようにして灯織Ceは一世を風靡しました(あくまで推測です)。比較的火力を盛りやすく、リンクが積める。これがこの当時の残留に対する解でした(推測です)。しかし、その裏では限樹が暴れ始め、上位層にはPLが当たり前となる波が来ていたんじゃないでしょうか?

 

  • 遅延フェスマ/遅延リンクPL環境

さあ問題児の登場です。限定を引けた勝ち組は限樹で上位を席巻し、残留組は古から伝わる灯織Ceで楽しく残留していました。そこに現るひとつの影、それこそが""""咲耶と摩美々のぶらり旅"""""

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いやーこれが書きたかったと言っても過言ではありません。まさに歴史に残る伝説の1枚ですね。実はこのカードが出てすぐの頃はそれほど注目はされなかったのですが、シャニマスの天才学者(※要出典)がぶらティーカを考案してしまったことで爆発的にシェアが伸びました。降臨、満を持して。環境的にはまだまだ全体的な火力が控えめで、比較的ターンが伸びやすかった当時の環境で、なぜこの1枚が伝説となったのか。それは圧倒的遅延力により発動が容易になった超高倍率パッシブ"""夜夜中ワンダーラスト"""

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そしてそしてアンティーカが持つリンクアピールのDa150%アップに秘密があります。アンティーカはかつて、それまでの環境上活躍することが不可能に等しいものでした。まずリンクの始動が遅すぎる。そしてメイン火力たる背水アピールを実用レベルで撃てる頃には盤面が固まっている。もう残念すぎます。何よりも最悪なのがDaであること。環境から取り残された可哀想な属性です。やる気あんのかってくらい環境弱者でした。ここまで書けばわかると思うんですけど、ぶらりはこれを全て解決してしまったんですね。もう強いとかいうレベルじゃないです。インチキ。リンクを積み、バフがしこたま乗った咲耶さんの思い出アピールは一撃で全てを決めきる盤面の破壊者となったわけです。

さあさあここまで強い編成なんですから、そりゃあもう作成難易度は…… とても低いです。ほぼSRで完成します。画像を用意できなかったので、知らない人は調べてみてください。すみません。始めたばっかでも、最低条件さえクリアしてればグレ7昇格はできたんじゃないかってレベルですね。ちょっと盛ってるかもしれないです。
このぶらり全盛期は残留ラインが180k付近(今の環境ではフェスマレベル)という恐ろしいことになっていました。当時だと遅延PLで取れる数値だと言えば遅延の強力さが分かりますでしょうか?

実はこの環境の間にグレフェスは仕様がいじられ、事実上スコアに天井がつく形となりましたが、ぶらティーカには特に影響は見られません。()で括った無限ターン回復アルスト編成がやらかしてしまったので施された仕様変更でした*1

このように、火力不足による長期化を遅延でさらに伸ばして点数を稼ぐという、運営が当初想定していたグレフェスとは違うであろう環境ができあがってしまいました。ぶらティーカを初めに考案した人の環境を読む力ってすごいですよね。脱帽ものです。

しかしながら、ぶらティーカの時代も終焉を迎えることになります。諸行無常。盛者必衰の理ですね。そして訪れる高速環境黎明期。あっけなく潰されてしまった限樹が盛り返し、新規に追加された限夏が暴れ回る放クラの時代の幕開けです。

 

これからさらに盛り上がる所なんですが、3000文字弱とやたらと長くなってしまったので記事を分割します。次の記事で高速環境について考察しようと思います。

それでは!

 

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scamenbo.hatenablog.com

 

*1:ちなみに無限ターン回復アルストはスコア2M(※要出典)出してます。気になる方は調べてみてください