2020/4/10-4/20シーズンのボーダー解析と所感
お疲れさまです。
今期は限あさひ*1が追加されてから初めての通常ルールでしたね。あらゆる人が前期*2であさひは消えるだろうと予想した今期ですが、果たして結果はどうなったでしょうか。
残留ボーダー:186,260pt.
残留ボーダーは従来の環境と比べて高め、というか非常に高いボーダーを記録しました。つい最近樹立された史上最高残留ボーダーである187,679pt.*3よりは1,500pt.弱低いですが、歴代2位である残留ボーダーの186,385pt.*4に肉薄する値ですね。ちなみに今回の流行はViVoDaです。
それでは解析を進めていきます。
- ボーダー解析
ボーダーのデータはこちら。
残留ボーダー
PLジャンプ*5:4日目
フェスマジャンプ*6:5日目
フェスマジャンプ後の平均推移速度:844pt. (6 days)
最終日11:50時点でのボーダー:186,260pt.
100位ボーダー
PLジャンプ:3日目
フェスマジャンプ:4日目
フェスマジャンプ後の平均推移速度:690pt. (7 days)
最終日11:50時点でのボーダー:187,152pt.
今期はほぼすべての日において*7残留ボーダーの伸びが100位ボーダーの伸びよりも多いという、極めて異例な結果を残しました。その結果、最終的な残留ボーダーと100位ボーダーのポイント差が892pt.となりました。
- 所感
まずは解析結果から分かることを見ていきます。
この100位ボーダーと残留ボーダーの差、892ptというのは一体どれくらいの差なのでしょうか。グレ7のいかなる状況を考えても、この差はリンク1回分以下です。もっと言えば獲得スター2個分以上3個分以下になりますね。3割星フェスマではなく、運良く流2から6割星を獲得できたフェスマであれば100位ボーダーを超えることができます。おそらくそんな単純ではないですが。ちなみに、フェスマの素点でありがちな55,500pt.(5T2リンクフェスマ想定)では、残留ボーダーは3.356倍のボーナス、100位ボーダーでは3.372倍とほぼ一致します。従って、5T2リンクフェスマを達成したときにこのボーナス以上が乗っていればよかった、ということになりますね。倍率ゲーです。
今期はあさひをはじめとする1極ユニットが溢れかえった結果、マッチングする評価値が下がり、かかる倍率も大きく下がることとなりました。これまでであれば普通に有りえた3.33倍さえも希少に。3.35倍でも高倍率ではなかろうか、といった印象がありました。従来であればSSランクを引けば3.51倍もの高倍率を引けていましたが、今期ではSSを引いても3.4倍程度であることも多く、目に見えて低評価値マッチが増えたことが分かります。下振れすれば3.21倍もの超低倍率マッチでさえありえました。
そんな今期ですが、前期の予想に反して殆どの百傑席をあさひが獲得する事態に。きちんと数えてはいませんが、おおよそ8割弱くらいのシェアはあると思います。というのも、別の記事でも触れましたが、あさひ編成は非常に高いパッシブの質を持っているためフェスマ獲得ラインがあまりにも広いことに由来しています。これまで圧倒的な火力で盤面を消し飛ばしてきた限果穂編成*8並のパワーを持ち合わせています。1極なのに。さらに3人ユニットであることからリンクも重ねやすい。流行って当然です。もちろん限果穂は姿を消しました。
まとめです。今期では低倍率マッチが激増したにもかかわらず、あさひの高すぎるポテンシャルが数少ない高倍率マッチをものにすることを可能にしました。その結果マッチングはひどいのにボーダーは高いという異常な事態を引き起こし、まさにカードパワーによる倍率ゲーが正義という悪い側面(個人の評価です)が浮き彫りになったシーズンとなりました。改善が待たれるところですね(個人の評価です)。
それでは最後に最終日11:50時点での上位100位と1位、10位ボーダー推移を載せておきます*9。
グレフェスTOP100
— シャニマスbot (@sc_top100_bot) 2020年4月20日
1位: 194,773pt
100位: 187,152pt pic.twitter.com/zYWtVgcaC7
以上、今期の解析と所感でした。
それでは!